増え続ける子供のアレルギー

こんにちは♪ オーストラリアのメルボルン在住のナチュロパス（自然療法師）なみです。

今日本を始めとする先進国ではアレルギーを持つ子供が爆発的に増えています。

増えているのはアレルギーだけではなく、自己免疫疾患や、難病、癌、発達障害、不妊もですね。

このままいくと、健康な人の方が珍しくなっちゃうんじゃないの？って思うほど。

東京都福祉保険庁によると、平成6年調査では３歳以下で何らのアレルギーを持っている率は34％だったのに対し、平成21年には58％と増加しているそうです。

１５年の間に3人に1人だったアレルギー持ちの子が、2人に1人以上に増えていることになります。

第二次ベビーブーム期に生まれた私が小学生だった頃、１クラスには４０名程のクラスメートがおり、1学年には３クラスもありました。

その中に、喘息持ちだった子が何人か、アトピー性皮膚炎を持っていた子が何人かいた記憶があります。

その当時数％の割合でいたアレルギー持ちの子供達、今はクラスの半分以上が何らかのアレルギーを持っているという事になります。

この30〜40年の間に何が変わったのでしょう？

今、世の中には40年前にはなかった化学物質や添加物が溢れ、川や海、空の汚染は進み、飽食の時代と言われる日本で今ビタミンやミネラル等の大切な栄養素が不足する栄養失調が目立ちます。

発達障害の子供は増え、落ち着きがなくキレやすい子供達、低体温の子供達が増えているといいます。

アレルギーの原因とされるものには様々なものがあります。

アトピーという言葉は『アトピー性皮膚炎』のみを表す言葉ではなく、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症、アトピー性皮膚炎などを生じる免疫的な傾向を持つ状態をいいます。

家族に上記のアレルギーを持つ人がいる場合、遺伝的に上記のいずれかのアレルギー疾患を発症しやすいと言われます。

アレルギーは遺伝だとよく言われますが、遺伝だけだと説明のつかないアレルギー持ちが増えているのが現状です。

遺伝的要素の他にも、現代人にアレルギーを持つ人が増えた原因として挙げられるのが、以下の要素です。

・化学物質等の毒素の増加による環境の変化
・衛生仮説
・妊娠中のお母さんの腸内細菌バランスや栄養バランスの乱れ
・アレルギー疾患を持つ人自身の腸内細菌バランスの乱れ
・カンジダやリーキーガット症候群
・ビタミンD不足
・食の西洋化による小麦粉製品や乳製品、トランス脂肪酸等の摂取頻度の増加
・予防接種の摂取量の増加

などなどなど。。。

その中でも、あまり語られることはないのですが、一番深刻なのが環境ホルモンなのではないかと思います。

未病の出発点は胎内から、という言葉があります。

生まれてくる子供達がなる病気は、お母さんのお腹の中にいる時にすでに決まってしまうのでは？という意味です。

今、私たちは改めて食生活や生活環境を見直し、未来の子供達が健康で生まれてくるために最善を尽くさなければいけない時代になっていると思います。

11月3日（木）は、いいお産の日。

新潟のホメオパス小島りえちゃんや、おまたぢから協会の立花あいかちゃん、骨盤ナビゲーターの石隈きわこさん（なぜかきわこさんの写真がコピペできなかった。。。）と、いいお産の日祭り（？笑）に参加させて頂きます。

私からは以下のテーマでお話しさせて頂きます。

"健康な赤ちゃんを産むために知っておきたい環境ホルモンの知識"
〜子供の健康は、お母さんのお腹の中で決まる！〜

【１１０３（いいお産の日）】