キッチンレメディーとして使える生姜♪

どこのご家庭にもある生姜は、冬に冷えた身体を温めるイメージが強いかもしれませんが、実は夏バテや熱中症、冷房冷えしてしまった身体にも最適なんです。

新陳代謝促進や、血流改善、冷え改善、血液サラサラ効果が有名な生姜。キッチンレメディーとして常備しておきたいですね。

生姜はナチュロパスのクリニックに欠かせないハーブでもあります。

風邪にもよく効くため、ライムの絞り汁と生姜のすりおろしにマヌカハニーをお湯で溶いたものを、風邪の引き始めに飲む事があります。

ライムやレモンはビタミンCがたっぷり入っているために入れるのですが、『ビタミンCはお湯に入れたら熱で破壊されるのでは？！』と思った方もいるかと思います。

以前、冬にビタミンCパウダーをお湯で飲んだらだめですか？というご質問を頂いて、調べましたところ、いくつか資料を見つけまして、ビタミンCはお湯に入れたくらいではすぐに破壊しないことが分かりました。

もちろんグツグツと数時間煮てしまったら分解してしまうのですが、お湯に溶かして飲むくらいだったら問題がないようです。

（参考資料：http://www.tochigi-edu.ed.jp/utsunomiyajoshi/ssh/H23/report/does_Heat_Destroy_VitaminC_P.pdf）

生姜には毛細血管への血流をよくするという効用があり、私のメディカルハーブの先生には、生姜をブレンドに少量足すと、体の隅々まで他のハーブの成分も運んでくれると言われました。

私のハーブのブレンドにも、炎症がある場合や、血行に問題がある場合は、ハーブブレンドに少量入れることがあります。
あと、痛み系のハーブブレンドには、ターメリックと共に、ちょこっとだけ生姜を入れる事が多いです。

オーストラリアでは、つわりにもよく生姜が使われます。
薬局やヘルスフードショップ等でも、つわり用のサプリメントには生姜が配合されています。

それからよく使われるのが痛みに対してです。
生姜には消炎・抗炎症作用があるためです。

何をしてもよくならなかった膝に関節炎を持つおじいちゃんが、生姜のパウダーを入れた足湯に入ったら、ものすごく良くなったという報告ももらいました。

生姜を入れるおばあちゃんの知恵の梅醤番茶は無敵の自然療法です。

体が芯から温まりますし、胃腸の調子の悪いときや、二日酔いに、夏バテに、風邪の引き始めに等大活躍。

こちらのリンク先の梅醤番茶のレシピが分かりやすいので載せておきますね。

私はこのレシピよりも若干多めにすりおろし生姜を入れます。

冷房で冷えた体にも、冬の風邪やインフルエンザが流行っている時期にも役に立つ生姜。お料理に使ったり、ドリンクにして飲んだりすれば家族全員でできる、お手軽な夏バテ対策になります。

マグネシウムパウダーやエンデュラに少しだけ生姜の搾り汁を入れて、炭酸水で混ぜたらジンジャエール風の夏ドリンクになりますね。美味しく夏の疲れをとる事が出来そうです。

生姜は、キッチンに欠かせないハーブレメディーですね。